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環境だより Vol.8
内部監査
ISOの規格通りに活動できているか、また今までの活動や改善が有効的かどうか、内部監査員は事前に確認や質問の内容をまとめたリストを作成し、内部監査当日は、そのリストを基に被監査者へのインタビューをおこないます。
インタビューの中で、内部監査員は、被監査者の活動の現状を正しく理解するため、質疑を繰り返し行い、活動記録となる資料も、その場で実際に見て確認します。
そうした内部監査員と被監査者の対話の中で、更に改善すべきところは?、他グループへ展開し取り組むべき課題は?など、限られた時間に出来る限りの検討を行います。
内部監査による改善の発見は、会議室での対話に留まりません。最近では、事前に内部監査員が被監査者の作業場所へ赴き、実際に目で確かめ、(被監査者以外の人も含めた)インタビューを行う「現場視察」も必ず実施します。
被監査者は、内部監査員から評価や指摘などが書かれた監査結果報告を受け取ります。指摘は重要度によってランク付けがされています。(重欠点、軽欠点、観察点)
また指摘とは別に、他の見本となる良いところが被監査者にあれば取り上げます!
監査結果の報告書
指摘を受けた被監査者は・・・
・全ての指摘に対して原因と対策を検討します。
・対策が決まったら、対策処置実施の期限を、内部監査員に報告。(期限内に対策処置が完了していない場合、内部監査員から督促があります。)
・改善のための対策処置が完了した時点で、内部監査員に報告し結果をチェックしてもらいます。
処置完了の報告を受けた
内部監査員は・・・
・対策通りの処置が行われたか、などをチェック。監査結果の報告書にチェック結果を書き込み、被監査者の改善の成果を見届けます。
次の年、内部監査員、被監査者は交代しますが、同じ監査対象の内部監査では、再び前回の指摘事項の確認が行われます。