一人の満足から、社会の満足へ | 株式会社大阪エヌデーエス

forum

フォーラム

forum

フォーラム

OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #4

開催報告

株式会社大阪エヌデーエス(本社:大阪市中央区)は、2016年7月のフォーラムに引き続き、2017年2月10日、「OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #4」を開催致しました。
本フォーラムでは、社内外を問わず組込みLinuxを利用する全てのエンジニアを対象に技術的課題、最先端Linux技術情報の一元性の向上と、議論を通じた意見交換による利用者同士の横断的な協調を目的とした活 動 を行っております。
今回のフォーラムではIoT技術/車載技術にフォーカスし組込みボードメーカー・ツールベンダー・インテグレーター・組込み機器メーカー各社の開発第一線でご活躍されている方々にご参加いただき、組込みLinuxと 周辺技術・ビジネス活用・ユースケース・要素技術など様々な観点からの「今」をご覧戴き大盛況のうちに終了致しました。
ご来場者からは、「会社の枠を超えたフォーラムの開催は、素晴らしい事だと思います。」「非常に深い技術情報を得ることが出来ました。」などの声が寄せられております。
大阪エヌデーエスは今後とも本フォーラム活動において利用者同士の対話を通じ、組込みLinux市場における全ての課題に、解決策を提案するべく貢献活動を続けてまいります。

目次

開催概要
日時 2017年2月10日(金)
場所 グランフロント大阪北館Tower C 8F Room C04
所在地 〒530-0011 大阪市北区大深町3-1(北館)
最寄駅 JR「大阪駅」(アトリウム広場)より徒歩約5分
地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩約5分
阪急電鉄「梅田駅」より徒歩約5分
交通案内リンク
定員 約75名
参加費 無料(事前登録制)
主催 株式会社大阪エヌデーエス
◆プログラム

プレオープン

11:00 – 13:00
(17:20まで展示)
【Demo1】AGL Application&Security Framework と RZ/G によるIoTの取組み 大阪エヌデーエス
【Demo2】Renesas RZ/G1シリーズ採用ボードのデモおよび新製品のご案内 アイウェーブジャパン
【Demo3】組込システム向けマルチコア・マルチOSソリューション リアルタイム・オーガナイザ 日立超LSIシステムズ
【Demo4】RZ/G1E搭載シングルボードコンピュータ カメラ映像配信デモ シリコンリナックス
【Demo5】Qt車載メータークラスタデモ/Raspberry Piデモ紹介 アイ・エス・ビー

※観覧自由となっております。お気軽にお越しください。

第1部

13:00-13:05 開会のご挨拶
13:05 – 13:45 【Keynote1】
IoT/産業機器向けRZ/Gファミリープラットフォームのご紹介
網 康裕氏
(ルネサスエレクトロニクス/エキスパート)
13:45 – 13:55 Break(10min)
13:55 – 14:35 【Keynote2】
車載向けLinux開発コミュニティ AGL(Automotive Grade Linux)戦略と活動紹介
宗像 尚郎 氏
(Linux Foundation  AGL Advisory Board/ルネサスエレクトロニクス/シニアエキスパート)
14:35 – 14:45 Break(10min)
14:45 – 15:20 【Case study1】
AGL Application & Security Framework と OSS(AGL) 活動紹介、及び AGL AFB Binding の書き方入門
伊東 賢一・山口 洋樹
(株式会社大阪エヌデーエス Linux1チーム)
15:20 – 15:40 Break(20min)
15:40 – 16:15 【Case study2】
Embedded Linux Kernel解析ノウハウ Linux kernel traceの詳細
湯浅 陽一氏
(Linux Kernelエンジニア)
16:15 – 16:25 Break(10min)
16:25 – 17:00 【Case study3】
組込みLinux向けユーザランド構築ツールBuildroot概要と使い方
茂田井 寛隆氏
(三菱電機 情報技術総合研究所/主席研究員)
17:00 – 17:10 Q&A 閉会&次回ご案内 (事務局 )

※セッション間に都度休憩時間を設けます。
※フォーラム終了後には懇親会(無料)を予定しておりますので是非ご参加下さい。
※プログラム内容・順番はお断りすることなく変更する場合があります。
※当日のプログラムは、ビデオ・写真撮影をさせていただきますので、ご了承のほどお願いいたします。
※撮影した画像は、弊社事務局ホームページ、配布資料等に掲載させていただく場合があります。
支障がある方は、受付までお申し出ください。
※ご不明点・お問い合わせは事務局までお願いします。

第2部 懇親会
17:10 – 18:00 懇親会会場へ移動
18:00 – 20:00 OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum 懇親会(無料)
【会場】
スカイバンケット 阪急ターミナルスクエア・17
【住所】
〒530-0012 大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル17階

※会場では、ビデオ・写真撮影をさせていただきますので、ご了承のほどお願いいたします。
※撮影した画像は、弊社事務局ホームページ、配布資料等に掲載させていただく場合があります。
支障がある方は、受付までお申し出ください。
※ご不明点・お問い合わせは事務局までお願いします。

プレオープン デモ内容

【Demo1】AGL Application&Security Framework と RZ/G によるIoTの取組み (大阪エヌデーエス)

【Demo2】Renesas RZ/G1シリーズ採用ボードのデモおよび新製品のご案内 (アイウェーブジャパン)


【Demo3】組込システム向けマルチコア・マルチOSソリューション リアルタイム・オーガナイザ (日立超LSIシステムズ)

【Demo4】RZ/G1E搭載シングルボードコンピュータ カメラ映像配信デモ (シリコンリナックス)


【Demo5】Qt車載メータークラスタデモ/Raspberry Piデモ紹介 (アイ・エス・ビー)

第1部 セッション内容

【Keynote1】IoT/産業機器向けRZ/Gファミリープラットフォームのご紹介
網 康裕氏(ルネサスエレクトロニクス/エキスパート)
講演内容

お客様を取り巻く環境
Linux搭載機器の開発課題
RZ/G Linuxプラットフォーム
・プラットフォームデバイス
・検証済みLinuxパッケージ
・クラウド環境とツール
・ソフトウェア・アドオン
・量産可能なボード


【Keynote2】車載向けLinux開発コミュニティ AGL(Automotive Grade Linux)戦略と活動紹介
宗像 尚郎 氏(Linux Foundation  AGL Advisory Board/ルネサスエレクトロニクス/シニアエキスパート)
講演内容

開発スコープとConnected戦略
・サイバーセキュリティを考慮したAGL Application Frameworkのご紹介
・車載ソフトウェア要件
・Wayland環境上で動作するChromiumのご紹介
AGL CES2017 デモ開発の実像
産業コンソーシアム活動とコミュニティ活動
今後のAGL運営の方向性(私見)


【Case study1】AGL Application & Security Framework と OSS(AGL) 活動紹介、及び AGL AFB Binding の書き方入門
伊東 賢一・山口 洋樹(株式会社大阪エヌデーエス Linux1チーム)
講演内容

R-Car Gen3 向けAGL Application & Security Framework と弊社OSS(AGL) 活動紹介
・テクノロジートレンド
・AGL Application & Security Framework
・デモのご紹介
・OSS活動の紹介
AGL AFB Binding の書き方入門
・Bindingとは
・Bindingの書き方


【Case study2】Embedded Linux Kernel解析ノウハウ Linux kernel traceの詳細
湯浅 陽一氏(Linux Kernelエンジニア)
講演内容

Linux kernel tracerとは
・tracerの種類
・Kernel configuration
・Kernel Function Tracer
・Kernel Function Graph Tracer
・Kernel Function Tracerの仕組み
前回のkprobeおさらい
Tracerとkprobeとの違い
Tracerはどんな時に利用する?
trace


【Case study3】組込みLinux向けユーザランド構築ツールBuildroot概要と使い方
茂田井 寛隆氏(三菱電機 情報技術総合研究所/主席研究員)
講演内容

Buildrootとは
BUILDROOTメニュー
・コンパイラ
・/dev 管理
・init system
・主要パッケージ一覧
各パッケージのコンフィグ変更
・BusyBox
・uClibc
・Linux Kernel
ビルド
・ディレクトリ構成
・ビルドの仕方
・フルビルドが必要な場合
・各パッケージのみリビルドする場合
もう少し踏み込んで開発したい
・defconfigの作成
・rootfsの構成変更
・ユーザの追加
・開発中のパッケージ指定

第2部 懇親会




このページのトップへ