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フォーラム
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開催報告
株式会社大阪エヌデーエス(本社:大阪市中央区)は、2015年7月のフォーラムに引き続き、2016年2月5日、「OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #2」を開催致しました。
本フォーラムでは、社内外を問わず組込みLinuxを利用する全てのエンジニアを対象に技術的課題、最先端Linux技術情報の一元性の向上と、議論を通じた意見交換による利用者同士の横断的な協調を目的とした活動を行っております。
今回のフォーラムでは半導体メーカー・ツールベンダー・インテグレーター・組込み機器メーカー各社において組込みLinux開発の第一線でご活躍されている方々にご参加いただき、組込みLinuxにおける技術的な課題に加え、OSSに関わる知的財産権課題解説などについても議論し、大盛況のうちに終了致しました。
ご来場者からは、「安定性の担保に関する考え方はとても役に立ちました」「時代の変化と共に変わってきた開発方法や障害対応の概念を説明いただいて重要性を理解できました」などの声が寄せられております。
大阪エヌデーエスは今後とも本フォーラム活動において利用者同士の対話を通じ、組込みLinux市場における全ての課題に、解決策を提案するべく貢献活動を続けてまいります。
目次
開催概要
日時 | 2016年2月5日(金) 13:00-17:00 |
---|---|
場所 | グランフロント大阪北館Tower C 8F Room C05 |
主催 | 株式会社大阪エヌデーエス |
◆プログラム
第1部
13:00-13:05 | Welcome | 平山武司 (大阪エヌデーエス) |
---|---|---|
13:05-13:10 | Announcement | 戸井田穣 (事業推進 事業企画Gr フォーラム事務局) |
13:10-13:50 | 【Keynote1】 デジタル化社会におけるオープンソースプラットフォーム |
宗像尚郎氏 (ルネサスエレクトロニクス) |
13:50-14:30 | 【Keynote2】 組込み装置開発者のためのOSS知財について |
長谷川賢一氏 (富士通コンピュータテクノロジーズ) |
14:30-14:50 | Break | |
14:50-15:30 | 【Case study1】 カスタムボードへのLinuxポーティングについて |
川崎貴弘 (大阪NDS Linuxチーム) |
15:30-16:10 | 【Case study2】 Linux Device Tree |
湯浅陽一氏 (Linux Kernelエンジニア) |
16:10-16:50 | 【Case study3】 Linuxデバック/検証の勘所 |
高橋幸司氏 (横河ディジタルコンピュータ) |
16:50-17:00 | Q&A |
第1部 セッション内容
【Keynote1】デジタル化社会におけるオープンソースプラットフォーム
◆contents
1.産業界におけるモノづくりの考え方の変化
2.何故今オープンソースプラットフォームなのか
3.まとめ
【Keynote2】組込み装置開発者のためのOSS知財について
◆contents
1.OSSとは
2.OSS利用のための手順
3.OSS利用のための基本
4.OSSのライセンス
5.OSSを利用したプログラム開発
6.組み込み装置開発ですべき作業
7.組み込みLinux関連活動団体
8.その他
【Case study1】カスタムボードへのLinuxポーティングについて
◆contents
1.はじめに
2.ワンチップマイコンでのレジスタ設定方法
3.LINUXにおけるレジスタ設定方法(Freescale i.MX6 Dual Lite)
4.LINUXにおけるレジスタ設定方法(RenesasR-Car M2)
5.まとめ
【Case study2】Linux Device Tree
◆contents
1.Device Treeとは
2.Device Tree以前
3.Device Tree以前の問題点
4.Device Tree導入
5.Device Treeの問題点
6.まとめ
◆contents
1.組み込みLinux開発について
2.デバッグについて
3.動的検証について
第2部 Reception
次回開催予定
次回は2016年7月6日(水)を予定しております。決定次第、本ページにてご連絡致します。