OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum#15 開催ご報告

開催ご報告

この度も多くの皆様に、ハイブリット(オンライン&オフライン)開催の「OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #15」にご参加いただき誠にありがとうございました。お蔭様で大盛況のうちに終える事ができましたこと重ねて御礼申し上げます。

開催概要

名称 『OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forum #15 』
日時 2022年7月7日(木) 13:00~17:00 [開場:12:00 開演:13:00]
会場 グランフロント大阪北館Tower C 8F  >MAP
セッション(Live配信)会場 :Room C04  13:00~17:10
デモ展示(Live配信)会場: Room C03  12:00~15:40
17:10から懇親会場でのリアルデモ展示開催                          
参加方法 会場参加 及び オンライン参加(ZOOM Webinar併用)
定員 200名(会場:50名 オンライン:150名 )
お申込 事前登録制 ※定員になり次第締切らせていただきます。
参加費 無料(C04講演セッション & C03デモ展示/懇親会)
主催 株式会社大阪エヌデーエス
協賛 NXPジャパン株式会社
ルネサスエレクトロニクス株式会社
ブラックベリージャパン株式会社

プログラム&セッション内容

12:00 開場 フォーラム会場&展示会場 同時オープン
12:30-13:00 事務局からのお知らせ
[Q&A方法・アンケート方法・ご留意事項]
事務局
13:00-13:10 開会の挨拶 平山 武司 氏
株式会社大阪エヌデーエス
代表取締役社長
13:10-13:45 【 Keynote 1 】
「オープンソースとプロプライエタリソフトウェアの融合、そしてソフトウェアとハードウェア融合の最新事情」
MSFS(マイクロソフトフライトシュミレータ)と Open Source モデルプロジェクト貢献の取り組みの最新状況を紹介します。
宗像 尚郎 氏

Linux Foundation AGL Advisory Board
ルネサスエレクトロニクス株式会社
シニアダイレクタ
Linux Foundation Board Director ・Automotive Grade Linux Advisory Board・ Yocto Project Advisory Board ・COVESA (旧 GENIVI ) board

Q&Aセッション  
13:45-13:55 【 ソリューションライブ・デモ 】
無線映像転送ソリューション紹介
株式会社リョーサン
休憩(10分)
14:05-14:15 【 ソリューションライブ・デモ 】
高精度自車位置検出技術を用いた自動決済(MaaS)ソリューション紹介
萩原エレクトロニクス株式会社
休憩(10分)
14:25-15:00 【 Keynote 2 】
「エッジAI向けOSS動向およびNXPのAI開発への取り組み」近年、機械学習(ML)はITの活用で最も大きな注目を集める分野となっており、様々なOSS(フレームワークや推論エンジン)が立ち上げられております。この流れは組み込みシステムにおいても同様で、多くの企業がエッジAIへの取り組みに興味を持っております。
本講演ではML向けOSSの動向やML技術を組み込みシステムに導入する際のポイントをi.MXアプリケーション・プロセッサとeIQ機械学習ソフトウェア開発環境を題材としてご紹介いたします。
ML開発初級のリスナーやMLに興味があるが開発未経験のリスナーを想定した内容となっております。
 上釜 悠聖 氏

NXPジャパン株式会社
第二事業本部
アプリケーション技術統括部
MPU技術部

Q&Aセッション
15:00-15:10 【 ソリューションライブ・デモ 】
i.MX8M PlusのAIソリューション紹介
東京エレクトロンデバイス株式会社
休憩(10分)
15:20-15:30 【 ソリューションライブ・デモ 】
(株)マクニカによるソリューション紹介
株式会社マクニカ
休憩(10分)
15:40-16:05 【 Case Study 1】
「OSS管理の重要性とSBOM活用」
現在のソフトウェア開発において、開発効率を考慮するとOSSの活用は必須になっています。OSSを利用するあたり、ライセンス管理やバージョン管理を行うためのSBOM管理が重要と叫ばれています。日本の経産省においても、2019年9月にSBOMに関連するタスクフォースが発足する等、各種検討が行われています。また、欧米でもガイドラインの制定など、SBOMに関する取り組みが活発になってきています。
本講演ではSBOMの必要性について、セキュリティや知財の観点から解説します。さらに、ツールを利用し、脆弱性診断およびSBOM作成を行い、出力したSPDXファイル(SBOM標準フォーマット)を用いて解説します。
 高畑 紀之 氏

株式会社マクニカ
(BlackBerry社QNX製品代理店)
イノベーション戦略事業本部
スマートモビリティ事業部
テクニカルマーケティング部

Q&Aセッション
16:05-16:15 【 ソリューションライブ・デモ(Movie) 】
Storyboard のご紹介
株式会社大阪エヌデーエス
休憩(10分)
  【 ソリューションライブ・デモ(Movie) 】
RZ/Five & RZ/G2ULによるダブルスタンダードソリューションを実現するIoT向け共同開発デモ紹介
※本デモは【 Case Study 2】の中でご紹介させていただきました。
ルネサスエレクトロニクス株式会社
16:25- 17:00 【 Case Study 2】
「RZ/Five (RISC-V) ソリューション紹介」
-お客様における地政学的リスクを回避するソリューション-
RZファミリにArmⓇコアに加えてRISC-Vコアのラインナップを新たに加える事により、ユーザーの選択肢を広げ、製品開発の柔軟性を高めた汎用MPUファミリー「RZ/Five」をご紹介します。
 網 康裕 氏

ルネサスエレクトロニクス株式会社
エンタープライズ・インフラソリューション事業部
ソフトウェアビジネス開発部  部長

Q&Aセッション
17:00-17:10 閉会 事務局
17:10-19:45 懇親会&デモ展示(サポーティングパトナー様) C03会場

講演資料

【Keynote 1】「オープンソースとプロプライエタリソフトウェアの融合、そしてソフトウェアとハードウェア融合の最新事情」

講演者:宗像 尚郎 氏

Linux Foundation AGL Advisory Board ルネサスエレクトロニクス株式会社 シニアダイレクタ
Linux Foundation Board Director ・Automotive Grade Linux Advisory Board・ Yocto Project Advisory Board ・COVESA (旧 GENIVI ) board

PDFアイコン「オープンソースとプロプライエタリソフトウェアの融合 そしてソフトウェアとハードウェア融合の最新事情」 


【Keynote 2】「エッジAI向けOSS動向およびNXPのAI開発への取り組み」

講演者:上釜 悠聖 氏

NXPジャパン株式会社  第二事業本部  アプリケーション技術統括部   MPU技術部

PDFアイコン「エッジAI向けOSS動向およびNXPのAI開発への取り組み」


【Case Study 1】「OSS管理の重要性とSBOM活用」

講演者:高畑 紀之 氏

株式会社マクニカ(BlackBerry社QNX製品代理店)イノベーション戦略事業本部  スマートモビリティ事業部  テクニカルマーケティング部

PDFアイコン「OSS管理の重要性とSBOM活用」


【Case Study 2】「RZ/Five (RISC-V) ソリューション紹介 」

講演者:網 康裕 氏

ルネサスエレクトロニクス株式会社   エンタープライズ・インフラソリューション事業部   ソフトウェアビジネス開発部  部長

PDFアイコン「RZ/Five (RISC-V) ソリューション紹介 」


OSAKA NDS Embedded Linux Cross Forumについて

各産業を取り巻く市場環境の変化は著しく、そのスピードが加速する中、劇的に変化する社会を支えているテクノロジーの1つにIT技術/ソフトウェア技術が大きな役割を担っておりますが、そのソフトウェア領域においてはシステム規模の拡大に伴いオペレーティングシステム(OS)技術の重要性が高まっております。当フォーラムでは2000年以降、一般社会にも認知が進み今では必要不可欠なソフトウェアとしてのオープンソースソフトウェア(OSS)/Linuxにフォーカスし今迄、解決が困難と思われていたソフトウェア課題に対し、様々なお立場の皆様方が協力/結集しその解決に繋げるというオープンイノベーションの『カタチ』の実現をビジョンに定期活動として取り組んでおります。各企業/研究機関/学校などの教育機関/非営利団体など様々な団体同士が垣根を超え、社会/市場/革新技術/設計から運用&サポート/開発エンジニアのスキル向上など多岐に亘る課題解決の為、互いの協働可能領域拡大を目指し前に進むための相互交流の場・成長に向けヒントを得る若しくは創造の場としてご参加戴いております。

新たな価値を一緒に創造する場として皆様方のご意見を戴きながら組織の枠組みを超え、ご参加の皆様の専門技術の積み重ねなど個々の力を結集しそれぞれが直面している課題の解決を図るという目的達成の貢献手段としての役目を目指して参りますので、今後共、宜しくお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

事業戦略 コーポレートマーケティング フォーラム事務局
TEL:06-6945-6800
お問い合わせメールアドレス:marketing@nds-osk.co.jp